ご好評をいただきました
『新薬と臨牀』連載エッセイ
「私の死生学・死生観―医療者から医療者へ、そして患者へ―」
が、一部加筆修正を経て
「看取るあなたへ 終末期医療の最前線で見えたこと」
とタイトルをあらため、
河出書房新社より単行本として刊行されました。
本書はホスピス、緩和ケア、在宅での看取りに長年取り組んでこられた17名の医療者の方々に“死生観”をテーマにご執筆いただいたエッセイをまとめたものです。
看取りの現場を切り拓いてきた先人たち、現場に立ち続ける医療者たちは、多くの死から何を感じ、学んだのか。そしてその学びは、看取りの現場に、自身の生き方に、どのように反映されているのか――。
併せて死生学研究者と医師との終末期医療をテーマとした対談、東日本大震災をきっかけに誕生した臨床宗教師のインタビューも収載されています。
いずれは誰もが誰かを看取る。迫り来る多死社会に向けて、医療関係者の方はもちろんのこと、一般読者の方もぜひご一読ください。
発行/河出書房新社 定価/1,500円(税別)
平成29年日9月30日発行 四六判/256頁