医情研通信 Column & Blog

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DX/デジタルトランスフォーメーション

2022年10月13日

目の前の現実ばかりに目が行きやすい昭和生まれの私ですが,
最近は「バーチャル」「クラウド」「メタバース」などの言葉を
よく耳にするようになりました。

一般社会でも,リモート勤務やオンライン会議などは既に
定着してきている今日この頃,薬を取り巻く業界でも,その動きは
活発化しているようです。

メタバースで創薬 中外製薬,米スタートアップと連携: 日本経済新聞(限定記事)

「メタバース」で医師向け講演会  アステラス,部署新設でデジタル化推進 | 日刊薬業(限定記事)

タケダ初の開催となる「メタバース社内交流会」成功の舞台裏

最近の用語としては「メタバース」が目立つようですね。

メタバースは,コンピュータの中に構築された,3次元の仮想空間やその
サービスを指し(Wikipedia),仮想空間に現実さながらの社会を構築しよう
とする試みで,様々な業態が既に事業展開を始めているようです。

そして新たな世界では常に新たな試みも起こるもの。
テクノロジーでヘルスケア領域をサポートしようとする「デジタルヘルスケア
なる取り組みもあるようです。

メタバースクリニックとは? 起業者の吉岡さんにインタビュー

現実の身体に対する診療行為を仮想空間で行うには,まだ越えなくては
ならない壁も多そうですが,メンタルサポートなどで力を発揮するかも
しれません。

コンピュータが可能にしたオンライン診療や,コンビニエンスストア網を
利用した新しい薬剤配達など,制度としても次々と新しい試みが現実化する
なか,今後メタバースなどの空間も整備されていけば,しばらくは
「あれ,今どっちだっけ?」と現実かバーチャルかを区別できず混乱し
そうな気もしますが,いつかそれを意識することなく,当たり前のように
サービスを享受する時代になっていくのかもしれませんね。

(わ)
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