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聴く読書

2022年8月23日

最近,本を読む機会がだいぶ減ったように感じます。
かつて夏休みなど,時間があるときは何冊も一気に読むことができたのに
今は集中力や体力が落ちてしまったのか,一冊読み切るにも時間がかかります。

そこで最近はamazonの「audible」というサービスを利用しています。

私が感じたメリットは,
作品数が豊富
定額で12万以上のタイトルが聞き放題です。
電子書籍にもいえることですが,紙の本を購入して自宅に保管するほどの
思い入れはないけどちょっと読んでみたい。という好奇心を満たすにはうってつけです。

音声が心地いい
ラジオと同じく人の声って落ち着きますよね。
自分の好みにあう読み手の方に出会うと,得した気持ちになります。
こういうテンポって聞きやすいな,この間の取り方っていいなという発見にもつながります。

作業の合間に聴ける
例えばジムで運動するときなどは案外手持ち無沙汰になるものです。
といって映像を観るのもあまり集中できないときなどにうってつけです。

眼が疲れない
高齢の方や眼の悪い方にもぴったりです。

デメリットは聴き流してしまいがちという点です。

気になるところを読み返したりしにくいです。
例えば登場人物の多い小説は混乱することもあるため
あまり複雑な物語などには向かないと感じました。

ビジネス本や自己啓発書,詩集や短編集は聴く読書と相性がいいように感じます。

また「声にリラックスできる」反面,冗長に感じてしまうケースもあります。
読書するとき,乗ってくるとラストまで一気に読むことってありますよね。
そのリズム感は聴く読書では得にくいように感じます。

とはいえ,たとえばコロナ療養中など体に無理がきかないときにも
聴く読書は受け身で楽しめるのでおすすめです。
ニーズに合わせてさまざまなジャンルの本が「聴ける」ようになると面白いですね。

(い)
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