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ピンピンコロリって・・・

2020年3月12日

先日母と話してる時,母の口から出たピンピンコロリになぜだかひっかかりまして。

今じゃ普通に日常会話で使われ馴染みのある言葉だと思いますが,
ピンピンコロリってそんなに昔から耳にしてたっけ?
高齢の親世代でも使うんだから,古い言葉なのか?
いや,ただ単に自身の加齢とともに敏感になって自然と耳に残るようになっただけ??

などなど思って,調べてみました。


Wikipedia等によると,
ピンピンコロリとは,健康寿命の長さを言い表した表現で,
「病気に苦しむことなく,元気に長生きし,
最後は寝付かずにコロリと死ぬこと,または,そのように死のう」という標語。

ローマ字表記の頭文字からPPKと略す(知らなかった)。

だそうです。

由来は,
1980年長野県下伊那郡高森町で,北沢豊治氏が健康長寿体操を考案し,
1983年,日本体育学会に「ピンピンコロリ(PPK)運動について」
と題し発表したのが始まりとのこと。



へえ~,そんなに新しい言葉だったとは。


1960年代あたりに,
スーダラ節の植木等氏とかが喜劇の中で使って流行らせたのでは・・・とか
密かに予想していたのですが。


なお,対義語は,
寝たきりで長く生きるという,ネンネンコロリ(NNK)です。


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