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腫瘍崩壊症候群

2016年11月22日

少し気が早いですが,来週はもう師走です。
「あっという間に12月!」,「まだあと1カ月以上?!」と,
気持ちは人それぞれだと思いますが,2016年もあと40日です。

さて突然ですが,今年(2016年)「がん」と診断された人がどのくらいいるか,
ご存知でしょうか?

正解は,,,わかりません。
まだ2016年が終わっていないことはもちろん,集計にも時間を要するためです(当たり前ですね)。

ただ,国立がん研究センターが公表している「2016年のがん統計予測」によると,
今年,国内で「がん」に罹患する人約101万人
さらに「がん(悪性新生物)」が原因で亡くなる人約37万4千人と予測されています
http://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/short_pred.html)。

1980年頃から日本人の死亡原因の1位の座をキープし続けている「がん」。
今年の予測は,昨年(2015年)に比べ,罹患する人は約2万8千人,亡くなる人は約3千人,
さらに増加しているそうです。

そんな中,医療現場では悪性腫瘍に対して強い攻撃力を持つ薬剤が次々に登場しています。
以前に比べて「がん」の進行が遅くなったり,改善傾向に向かったりと,
これら薬剤の恩恵を受けている方も多いのではないでしょうか。

一方で, “腫瘍崩壊症候群”の問題が取り上げられることも少なくありません。
その名のとおり,腫瘍(細胞)が崩壊することで体に異常をきたす症候群です。
壊れた腫瘍細胞から代謝産物や電解質が血液中に放出され,
代謝異常が発生し腎機能障害不整脈を引き起こします。
最悪の場合,突然死に至ることもあるそうです。

せっかく腫瘍細胞をやっつけたのに,
これでは「頭押さえりゃ尻上がる」というやつですね。

そうならないためにも“腫瘍崩壊症候群”を防ぐ予防処置は,非常にたいせつだそうです。

そんな腫瘍崩壊症候群について,今月号の『新薬と臨牀』(11月10日発行)では,
山梨大学桐戸敬太先生による『腫瘍崩壊症候群に対する予防処置のポイント』を掲載しています。
腫瘍崩壊症候群のリスク評価や,実際の予防についてご執筆いただいておりますので,
ご興味をお持ちの方,是非ご一読ください。

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