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4月版書籍 その2

2016年3月18日

前回のブログを受け,今回は保険薬事典Plus+をご紹介します。

平成24年4月版を最後に,赤本の通称で皆様に愛用されていた「保険薬事典」は
保険薬事典Plus+」 に統合されました。

それまでの「保険薬事典」に「適応」「用法」の情報をPlus+し,2色刷りにすることで
見やすさも Plus+しています。

今回の追加要素としては,添付文書に複数の薬効が記載されている一部品目群について,
品目が収録されている薬効以外のものを「その他の薬効」として追加しています。
①その他の薬効

例として,問い合わせが多い「スルピリド」を挙げました。
これらの品目群は承認時の分類として

 2329(消化性潰瘍用剤)

の箇所に収録されていますが,添付文書上ではその適応から

 1179(精神神経用剤)

も記載されています。
そのため「その他の薬効」として「1179」を追加しました。


②2色刷り

「成分や商品名で赤字のものと黒字のものは何が違うの?」といったお問い合わせも
多くありますので,この機会に簡単にご説明します。

保険薬事典Plus+」では官報告示される名称が赤字で表示されています。
つまり,赤字の商品名は,その商品名で告示される銘柄名収載医薬品であり,
黒字の商品名はその商品名ではなく左にある赤字の成分が告示される
統一名収載医薬品となります。


その他,ご利用いただく中で疑問点やお気づきの点がありましたら,
お問い合わせください。

この後にも4月版書籍の第二弾があり,リニューアルしたホームページでも
順次書籍の情報を更新していきますので,ぜひご覧ください。

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