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最後もコロナ

2021年12月9日

早いものでもう12月に入り,今年も残すところ1ヵ月を切りました。
今年のブログ更新も最後になるので,今年1年を振り返ってみるとやはり
「新型コロナウイルス」の影響が大きな1年だったと感じます。

東京では今年の1月8日から3月21日まで2度目の緊急事態宣言,
その約1月後の4月25日から9月30日までは3度目の緊急事態宣言が発出され,
実に1年のうちの約8ヵ月もの間が緊急事態宣言下だったことになります。

10月以降は,これまでのところ新型コロナウイルス感染者数が落ち着いており,
来たる年末年始は少しはコロナウイルスが蔓延する前の雰囲気に戻るかと期待していましたが,
まるでそのタイミングを見計らったかのように新たな変異株「オミクロン株」が確認され,
日本でもこれまでに3例の感染が明らかになっています。


「オミクロン株」については,まだ未解明な点も多いですが,

・既存の株以上に多数の変異が見られており,細胞の受容体に結合しやすくなることで
 感染力が高まる可能性が懸念されている
・南アフリカで流行している株が,デルタ株からオミクロン株へと急速に置き換わっているため,
 高い感染力の可能性が懸念されている

とされています。
その他にも様々な情報が出回っている中ではありますが,過度に「オミクロン株」
恐れるということではなく,これまでと同様にマスクの正しい着用,手洗い・うがい,
三密の回避,換気といった基本的な感染予防対策の徹底が勧められています。

(参考:東京都福祉保健局 オミクロン株に関する情報


基本的な感染予防対策に加えて,新型コロナウイルス感染症への対策として期待される
治療薬に目を向けてみると,MSDが12月3日に経口投与の治療薬モルヌピラビルを日本で
承認申請しており,同社は特例承認の適用を求めています。
経口の治療薬が服用できるようになれば,これまでの医療機関等の負担軽減につながり,
状況が好転する可能性があります。
また既に接種されているワクチンの「オミクロン株」に対する効果や,
「オミクロン株」に対する新たなワクチン開発などの情報もあり,
これまでにも増してワクチン周りの状況も重要になってくるかもしれません。

来年も新型コロナウイルスとの共生は続くと思いますが,
少しでもコロナ禍以前の生活が戻ってくることを願うばかりです。

(と)
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