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適度な運動量

2016年11月1日

東京マラソン2017のエントリーは32万1459人で,抽選倍率は12.2倍
当選した人は練習にも精がでることでしょう。

でも,やりすぎは禁物。
私たち中高年はただでさえ加齢に伴い減少しているテストステロンが,過度な運動により更に減少
”LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)”を発症してしまう危険があります。

【LOH症候群】
主に睾丸から分泌されるテストステロンという主要な男性ホルモンの分泌量が低下して,
頭痛や不眠,筋肉の減少など様々な体調不調や精神面にも影響が現れる症状が起こり,
ほっておくと脳血管疾患,心筋梗塞などにつながることもある。男性の更年期障害。


健康増進や体力維持を目的としてランニングなどの運動をしているつもりが,
逆に,更年期障害の症状や病気のリスクを高めてしうことにつながります。

45~55歳の男性市民ランナーを対象にしたとある実験によると,
1カ月で120km以上走る辺りからテストステロンの分泌が低下し,
200kmを超えると大きく減るという結果が出ています。

フルマラソンを完走するとテストステロンの分泌量が減り,
元の量に戻るまでに2~3カ月もかかるようです。
回復しないままフルマラソンなど走ると,走行中に突然倒れてしまう危険性も高まり
注意が必要です。

ランニングやウォーキングで言えば月に100~120km程度が,
ほどよく下半身の筋力が鍛えられ,テストステロンの分泌増加につながる
適度な運動量のようです。

ちなみに女性のテストステロンは男性の5~10%程度ですが,
ウォーキングやサイクリングなどの運動を毎日欠かさず行っている人の方が
心臓病などのリスクが高くなったという結果もあります。

ついついがんばりたくなりますが,負担をかけすぎない程度に気持ちよく運動したいものです。

(り)
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