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世界老人給食の日

2016年9月13日

9月の第3月曜日は敬老の日です。
祖父母になにかプレゼントしたり,
シルバーウィークを利用して,家族みんなで旅行されるという方も
中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな敬老の日に関連し,9月にはこんな記念日があります。

「世界老人給食の日」
全国老人給食協力会が,9月の第1水曜日に制定した記念日です。
全国老人給食協会とは,もとはオーストラリアの団体
『MEALS ON WHEELS』の呼びかけから始まりました。
食事サービスの重要性をアピールすること,老人給食の発展が目的とのこと。

そもそも老人給食サービスとは,単身で暮らし自分で食事管理することが難しい
高齢者,障害者などに対し,食事サービスをする事業のこと。
現状,多くの地域住民がボランティア団体や社会福祉協議会,
ボランティアセンターなどに所属しながら,調理・配達など
様々な形で食事サービスに関わっています。

同会HPには,<食事サービスは福祉の入り口>とあります。
栄養が偏りがちになる高齢者の食事を補助する目的のほかに,
地域をつなぐツールになっているようです。
一人暮らしの高齢者に,地域の民生児童委員さんや福祉員さんがかかわるとき,
閉じこもって声掛けに対応しない方も中にはおられますが,
おいしい食事を介することで会話やコミュニケーションが生まれます。
ときには,安否確認の手段にもなります。

また,老人給食サービスには,配達だけでなく地域での会食サービスもあります。
これも,高齢者にとって外出の機会となり,日々の楽しみのひとつになりますね。


たしかに,わが身に置き換えてみても
今日はおいしいものが食べられる!と思うと,気分が明るくなって,元気が出てきます。
食いしん坊だからでしょうか...
そして,誰かと話しながら,交流しながら食べると,もっと幸せな気持ちになります。
「給食」という響きって,なんだか懐かしさを感じてわくわくしませんか。
好きだった献立とか,何年経っても,結構覚えているものですよね。


世界老人給食の日には,世界共通メニューで配食しよう!という試みがあるようです。
ただし全世界で食文化が異なるため,現状は難しく,
日本ではリンゴを使ったメニューだけ共通にしているそうです。
なかなか素敵な取り組みですよね。

特別な趣味がなかったり,会話の機会が減ってしまった高齢者にとっては,
大切な機会なのではないでしょうか。
食べることは生きることにつながっているな,と改めて感じます。

(い)
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