1/30の中医協で
答申書附帯意見(案)が検討されました(以下
中医協資料より)。
全般的事項として近年の診療報酬体系が複雑化していることに触れ,患者を
はじめとする関係者にとって分かりやすい診療報酬体系となるよう検討する
内容,施設基準届出のオンライン化や共通算定モジュールの活用を進め,診
療報酬の請求手続きの負担軽減を図ることが示されました。
その中で,物価対応や賃上げ,病棟業務等の向上・効率化・タスクシフト/
シェアといった諸問題への取り組みが課題として挙げられています。
薬剤関連で行くと,整備・検討が進められている医療DX・オンライン診療に
ついて,電子処方箋や電子カルテ共有サービスを進め,システムを介した適
切な評価のほか,敷地内薬局等,医薬品提供拠点の考え方,薬局・薬剤師の
在り方の検討の必要性が指摘されています。
既に始動している長期処方やリフィル処方等の評価とともに,今回バイオ後
続品を含む後発医薬品の使用促進が検討され,供給の課題も含めた後発医薬
品の使用に係る評価をどうするか,新たな課題のようです。
そのような制度・施策を継続するための検討として長期収載品や食品類似薬
に切り込み,医薬品の保険給付の在り方の検討とイノベーションの推進,安
定供給の確保,現役世代の保険料負担を含む国民負担の軽減の観点で検討し,
データやエビデンスに基づく迅速・正確な把握・検証を行うことの重要性で
まとめられています。
新年度の中でも医薬品の果たす役割は変わらず,正確・分かりやすい情報を
お届けしていきます。
(わ)