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筋肉痛が早く来る?

2025年5月13日

ゴールデンウイークも終わり,寒の戻りもありつつ少しずつ夏に近づいていくこの頃ですね。

最近,気が付けばデスクワークばかりで運動不足……。
時折体を動かすと体の衰えを感じ,今後の健康への影響も気になっています。

TVなどでも放送され,
ロコモティブシンドローム =運動器の障害により,立ったり歩いたりする能力が低下した状態
サルコペニア =主に加齢による筋肉量の減少・筋力の低下
などの概念も広まってきましたね。
健康な身体機能を維持するためには,食事と運動による習慣的な対策が重要なのだそうです。

そこで,まずは自宅で動画を見ながらできる筋トレを始めてみることに。
スクワットなどを数分行っただけなのですが,正直かなりハードで息切れしてしまいました。
数時間後には筋肉痛が! 夜寝る前には,太ももが痛くて上がらないほどでした……。

それにしても気になったのは,筋肉痛を感じる早さ。
経験からすると,大抵,運動をした翌日以降に痛くなることが多いのですが。

気になって調べてみたところ,アリナミン製薬株式会社の,
筋肉痛があるとき筋トレはOK?痛みの原因や対策も解説」によれば,

“ 筋トレで普段使わない筋肉を使ったり、同じ動作を繰り返したりすることで、
 筋肉を構成している筋繊維(筋肉の繊維)に傷がつきます。
 その筋繊維の傷を修復する過程で起こるのが、炎症反応です。
 炎症反応が生じると、ブラジキニンやヒスタミン、プロスタグランジンなどの痛みを生み出す物質が
 生成され、これが神経を刺激して、筋肉痛が起こると考えられています。

 筋線維そのものには痛みを感じる神経はありません。
 そのため痛みは、炎症が広がり、痛みを生み出す物質が筋膜に届くようになって初めて感じます。
 筋肉痛が遅れてやってくるのはこのためです。”
“「年をとったから筋肉痛が遅く出た」などといわれることがありますが、
 筋肉痛と年齢に因果関係はないとされています。

 筋肉痛が現れるまでの早さを左右するのは運動強度です。
 筋肉痛が遅く現れたときは強度の低い運動を行ったとき。
 年齢を重ね、全力疾走などの激しい運動を行わなくなり、筋肉を酷使することがなくなるため、
 「筋肉痛になるのが以前より遅くなったのかな」と感じてしまうのです。
 いつもより強度が高い運動を行えば筋肉痛が早く出るのではないかと考えられます。”


……とのことでした!
筋肉痛が早くあらわれたのは,強度が高い運動を行った結果なのですね。

筋肉痛は辛いですが,ある意味「やった実感」が沸くものでもあり,少し達成感をもらえました。
がんばって継続し,筋力維持を目指します!

(す)
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