ゴールデンウイークも終わり,寒の戻りもありつつ少しずつ夏に近づいていくこの頃ですね。
最近,気が付けばデスクワークばかりで運動不足……。
時折体を動かすと体の衰えを感じ,今後の健康への影響も気になっています。
TVなどでも放送され,
ロコモティブシンドローム =運動器の障害により,立ったり歩いたりする能力が低下した状態
サルコペニア =主に加齢による筋肉量の減少・筋力の低下
などの概念も広まってきましたね。
健康な身体機能を維持するためには,食事と運動による習慣的な対策が重要なのだそうです。
そこで,まずは自宅で動画を見ながらできる筋トレを始めてみることに。
スクワットなどを数分行っただけなのですが,正直かなりハードで息切れしてしまいました。
数時間後には筋肉痛が! 夜寝る前には,太ももが痛くて上がらないほどでした……。
それにしても気になったのは,筋肉痛を感じる早さ。
経験からすると,大抵,運動をした翌日以降に痛くなることが多いのですが。
気になって調べてみたところ,
アリナミン製薬株式会社の,
「
筋肉痛があるとき筋トレはOK?痛みの原因や対策も解説」によれば,
“ 筋トレで普段使わない筋肉を使ったり、同じ動作を繰り返したりすることで、
筋肉を構成している筋繊維(筋肉の繊維)に傷がつきます。
その筋繊維の傷を修復する過程で起こるのが、炎症反応です。
炎症反応が生じると、ブラジキニンやヒスタミン、プロスタグランジンなどの痛みを生み出す物質が
生成され、これが神経を刺激して、筋肉痛が起こると考えられています。
筋線維そのものには痛みを感じる神経はありません。
そのため痛みは、炎症が広がり、痛みを生み出す物質が筋膜に届くようになって初めて感じます。
筋肉痛が遅れてやってくるのはこのためです。”