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アスリートと薬

2021年7月29日

21日から予選が開始されているオリンピックでは
連日熱戦が繰り広げられています。
そして毎日のように日本選手のメダル獲得という
うれしいニュースも飛び込んできています。

しかし今回のオリンピックの開催については賛否両論があり,
実際に最近では新型コロナウイルスの感染が再び拡大しています。
東京では27日に2848人,昨日は3177人と連日過去最多の
感染者が確認されている状況です。
そんな中でも実力を十分に発揮して最高のパフォーマンスを披露してくれている
選手たちは本当に素晴らしいと思います。
今は全選手が安全に,無事に何事もなく競技を終えられることを願うばかりです。


それでも万が一選手に何かがあった際には,投薬による治療が必要な状況が生じる可能性もあります。
また今回のように大会に参加中だけではなく,日常生活においても服薬をする場合もあるかと思います。
そこで注意すべき問題の一つに「ドーピング」があります。
ご存じの方も多いかと思いますが,(公財)日本アンチ・ドーピング機構(JADA)のホームページでは,

ドーピングとは
「スポーツにおいて禁止されている物質や方法によって競技能力を高め,
意図的に自分だけが優位に立ち,勝利を得ようとする行為」のことです。
禁止薬物を意図的に使用することだけをドーピングと呼びがちですが,
それだけではありません。意図的であるかどうかに関わらず,ルールに
反する様々な競技能力を高める「方法」や,それらの行為を「隠すこと」も
含めて,ドーピングと呼びます。

とされています。

また「世界アンチ・ドーピング規程(CODE)」が今年の1月1日から変更され,
その改定点として「TUE(治療使用特例)」が挙げられています。
TUEは,禁止物質や禁止方法であっても,事前に所定の手続きによってTUEが認められれば,
例外的に使用することができるというものです。
そして自身が服用する薬剤が禁止物質に該当するかをチェックできるサイトも準備されています。

grobal DRO

日本を含めた数か国の国籍を選択でき,その国で販売されている商品名での検索が可能なサイトです。
様々な有効成分が含まれている総合感冒薬についても,その成分一つ一つに対して禁止かそうでないかが
チェックできる仕様になっています。
ちなみに日本国籍を選択してみると,検索Top5は以下の通りでした(7月28日現在)。

 ロキソニンS
 アセトアミノフェン
 カロナール原末
 LOXOPROFEN
 パブロンL


いずれも日常でもよく耳にする薬や成分です。
これらの薬や成分,また他のものも含めて,もちろん「ドーピング」に関しては
選手本人が一番注意を払っていることとは思いますが,このようなチェック用の
サイトや規程も活用して,疑われようのない万全の体制で準備をしてほしいと思います。

今回のオリンピックが終わっても,今後も各競技の世界大会や冬季・夏季オリンピックの
開催が続いていきます。新型コロナウイルスの感染状況は刻々と変化していくと考えられますが,
どのような状況でも安全でクリーンな大会が開催されることが望まれます。


(と)
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