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屋号あれこれ

2022年7月19日

さて,少し空きましたが先月6月は後発医薬品等の追補収載がありました。
現在,保険薬事典Plus+およびジェネリック医薬品リストを鋭意制作中
ですが,ジェネリックの付録としてもまとめている屋号についてご紹介
しましょう。

今回収載の品目,書籍の掲載対象となる屋号(「○○」といった品名末尾
などにつくブランド名)を持つ品目は280(統一名収載品を含む)で,一番
数が多い屋号は「VTRS」で116品目。2番目は「NIG」で45品目でした。

これは,いずれも承継に伴う名称変更に該当するもので,前者がヴィア
トリス製薬,後者が日医工岐阜の取扱品目として新しい名称となっている
ことを反映しています。

6月の後発品としてはオメガ-3脂肪酸エチル(先発品:ロトリガ)や
ラメルテオン(同:ロゼレム)などが新後発品として登場しており,
数としてはフェブキソスタット(先発品:フェブリク)が一番でした
(50品目)。

また,新規,あるいは後追いでAG(オーソライズドジェネリック)が
登場してきていますが,上記のように取扱会社が変わり,AGで新しい
屋号となる品目も出始めてきています。

8月初旬発行予定のジェネリック医薬品リストのトピックスでは,新登場の
後発品やバイオシミラー,屋号のリストなどを掲載しています。ぜひ参照く
ださい。
年版書籍では,随時変更のある在庫状況のお知らせよりも,現状において
どのような品目の取扱いがあるかなどをお伝えしつつ,代替の候補を
選定いただく一助ともなれば,と考えております。

(わ)
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