医情研通信 Column & Blog

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医薬品と器具

2022年6月9日

先週は30度になりそうな日があったかと思えば,
今週は10度ほど気温が下がったりと気温の変化が激しく,
体調管理には気を付けなければと思っていた矢先,
次男の扁桃腺付近が赤く腫れていたため,先日耳鼻科を受診しました。

結果的には,受診してみると赤みも腫れも引いていて,
あの症状は何だったのか?という感じなのですが,とりあえずは無事で一安心。


耳鼻科の先生に診てもらっているとき,次男を抱えて椅子に座っていたところ,

 キシロカイン
 生理食塩液


と見覚えのある名前が書いてあるテープがスプレーのようなものの近くに貼ってありました。
調べてみると,吸引やスプレーなど診療に使う器具を一体化したユニットがあり,
そのスプレーに医薬品を入れていつでも使えるように準備しているようです。
にしおぎ耳鼻咽喉科クリニック ホームページより引用


日頃の業務で医薬品のデータを扱っているため,キシロカインといった医薬品の
名称に触れることは多いですが,今回の耳鼻科受診のようにそれらの医薬品が実際に
患者さんに使用されるよう機器に準備されている場面を見ることはあまりありません。
錠剤やカプセル剤のような飲み薬など,そのまま服用するだけの医薬品もありますが,
注射薬や外用薬ではそのままではなく器具や機器を用いて患者さんに投薬されることも
あるという,考えてみれば当たり前のことですが,今回の耳鼻科受診でそのことを実感できました。

患者さんにとっては医薬品と同じように器具や機器も重要な要素なのだと改めて感じました。


(と)
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