医情研通信 Column & Blog

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人は見た目が○割?

2022年2月24日

最近,Netflixで配信中の「ラブ・イズ・ブラインド JAPAN」にハマっています。
「ラブ・イズ・ブラインド ~外見なんて関係ない?!~」というリアリティショーの日本版で,
これまで外見を重視して相手選びをしてきた参加者たちが,一度も対面することなく
声と会話だけで結婚相手を探す「恋愛実験番組」という触れ込みです。

参加者は「ポッド」と呼ばれる個室で対話し,互いを知り合います。
顔も知らない相手を別の人に取られるのではと嫉妬したり
コンプレックスを打ち明けあったりしながら
気持ちが通じ合えばプロポーズから婚約に至り,
そこでやっとお互いの外見を知ることになります。

私が面白いと感じたのは対面の後,リアルな生活が始まってからです。
配信中なので詳細は差し控えますが,
声や話し方だけで相手のイメージが固まってしまうようです。

非言語によるコミュニケーションのほうが,言葉によるコミュニケーションよりも
伝達力が高いという説は今でもよく知られていますが,
この説のベースになったメラビアンの法則とは,

『情や態度について矛盾したメッセージが発せられたときの人の受けとめ方について、
人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと、
話の内容などの言語情報が7%、
口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、
見た目などの視覚情報が55%の割合であった』(ウィキペディアより)

この実験ではあくまで「情や態度について矛盾したメッセージ」つまり送り手が
「どちらとでも取れる」メッセージを送った際に,
受け取り手が重視する要素の中で,視覚情報や聴覚情報の占める割合が多いと言っているに過ぎません。
この結果がいつの間にか独り歩きし,
「外見や話し方のテクニック>話の内容」という通説が生まれたようです。

上記の法則の正しい成り立ちを知ったところで「ラブ・イズ・ブラインド JAPAN」を振り返ると,
お互いを深く知らない上に目隠しされた状態では,
声の良さであったりトーンであったりがとても優位に働くなと感じました。

しかし翻って対面してみると,できあがったイメージと相手の姿が一致しないことがあり
(単純に外見のイメージが違った場合もあれば,言動の不一致を感じるケースも)
そこがとても面白いです。
人間はやっぱり自分に都合よく解釈してしまうものなのでしょうか。

(い)
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