医情研通信 Column & Blog

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師走ですね

2019年12月5日

少し気が早いですが,個人的に今年を振りかえってみて思ったことがあります。
それは、とにかく今年は道端で転倒する人をよく目撃したなあということ。

考えてみれば、お正月に駅で転倒したまま起き上がれなくなっている人を見てドキドキしたのを皮切りに、
ほぼ毎月のように,人が転ぶシーンに遭遇してきました。
共通しているのは,みなさん揃って高齢だということと、
特に何もなさそうな場所で,前向きに転倒していたということ。

歳を重ねると運動機能が低下し,転倒の危険性が増すことは理解していたのですが
激しく転倒する人の姿を,これほど頻繁に目撃することはこれまでなかったので,
ただの偶然というよりは超高齢社会の一部を垣間見たように思えてなりません。

実際に,65歳以上の高齢者では3人に1人が,少なくとも年に1回以上の転倒を経験
しているといわれています。また,一度転倒を経験した人の再転倒リスクは非常に高く
「過去1年間の転倒経験の有無」が最大の転倒予知因子といわれているほどだそうですから,
人口の多い東京で高齢者の転倒シーンをよく見かけたのも不思議はないのかもしれません。

かくいう私も最近平らな道でつまずくことが多く、もはや他人事とは思えません。
このままでは,いつか思いっきり転ぶ日がくるのではないかと心配になってきました。

筋肉の老化は意外にも30歳前後から始まっているそうで,何もせずにいると
80歳を迎える頃にはピーク時の半分以下になってしまうとか…。
できるだけ若いうちから特に下半身を鍛えてしっかりと“貯筋”しておくことが大切なようです。

ちょっと前にロボット掃除機を買ってしまい、またラクをしようとしている矛盾はさておき
来年こそは鍛えるぞ!と心に誓う今日この頃でした。

ちなみに、自分の衰え具合や具体的な対策法を知りたい方は,
こんなサイトがありましたので,ぜひ挑戦してみてください
https://locomo-joa.jp/check/)。
(あ)
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