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インフルエンザ警報真っ最中

2019年1月31日

もう1月も終わりとなり,冬の寒さのピークに近づきつつありますね。

寒さと共に,インフルエンザの流行もピークに向かっているようです…。
インフルエンザ流行レベルマップによると,お正月明けから爆発的に患者数が増えており,
最新の2019年第3週(1/14~1/20)の報告では,
全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数が推計約213万人となっています。
全都道府県で警報レベルを超えており,インフルエンザが大流行した去年に並びそうな勢いです。
「タミフル」以来なのか,このようなインフルエンザが猛威をふるうニュースには,
抗インフルエンザウイルス薬事情の話題がつきものになりましたね。
インフルエンザウイルス感染症治療薬は年々開発が進み,現在は以下のようなラインナップとなっています。

【主要な抗インフルエンザウイルス薬】
 (商品名/用法/新薬時収載年月)
 タミフルカプセル75・同ドライシロップ3%/1日2回,5日間経口投与/2001年2月※カプセル
 リレンザ /1日2回,5日間経口投与/2001年2月
 ラピアクタ点滴静注液バイアル150mg・同点滴静注液バッグ300mg/単回点滴静注/2010年1月
 イナビル吸入粉末剤20mg /単回吸入/2010年10月
 ゾフルーザ錠10mg・同錠20mg /単回経口投与/2018年3月

吸入剤や,経口等が困難な場合に適する点滴静注用製剤など,剤形が揃ってきていますね。
また,服薬の確実性と患者の利便性が追及され,投与が1回で済むものも出てきました。


日刊薬業の集計によると,今シーズンの抗インフルエンザウイルス薬では,
最新の「ゾフルーザ」が国内数量シェアの半数近くまで獲得しているとのこと。
次に「イナビル」,「タミフル」と続くとされています。
1回の投与で済む点,吸入よりも経口投与できる点が高く評価されているようですね。

一方ゾフルーザには,患者に耐性株が検出されたことから,慎重に使用すべきという指摘もあります。
医師にとっては,薬剤の選択肢が増えただけに判断が難しくなる面もありそうですね。

ワクチンの予防接種を受けていても感染してしまうことがあるほど,感染力の強いインフルエンザ。
気を引き締めて流行シーズンを乗り切りたいですね。

(す)
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