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医療・医薬業界
どーせなら、覚えちゃお!

コラム<どーせなら、覚えちゃお! Vol.66>
Q:覚えておきたい医薬品 ⑧【整腸剤・便秘薬】編

2016年9月26日

A:
● “覚えておきたい医薬品”シリーズ。第8回は「整腸剤と便秘薬」です。
 最初は整腸剤。読んで字のごとく、腸の動きを整える医薬品ですが、どう“整える”
かというと、ラクトミンやビフィズス菌といった乳酸菌の働きで、腸内環境を正常に
します。その代表が「ビオフェルミン」。OTCにもあるので、CMで耳にしている
方も多いことでしょう。「♪新ビオフェルミン、エ、スッ!」の医療用版です。耐性
乳酸菌の「ビオフェルミンR散」、「ビオフェルミンR錠」。ビフィズス菌製剤の「ビ
オフェルミン錠」。ラクトミンと糖化菌配合の「ビオフェルミン配合散」。すべて、
商品名がそのまま社名、ビオフェルミン社の製品です。


●続いては便秘薬
 便秘薬の作用のひとつのパターンが、便を送り出す大腸のぜん動運動を活発にする
働き。いわゆる大腸刺激性の下剤ですが、この働きを持つ薬用植物に「センナ」があ
ります。日本の代表的な便秘薬「アローゼン」は、このセンナ葉、センナ実を成分
とする医薬品。ポーラファルマの製品です。

●同じく大腸刺激性の作用を持つ便秘薬「プルゼニド」は、センナから、さらに有
効成分センノシドを抜き出して製剤にした医薬品。ノバルティスの製品です。1日1回、
就寝前の服用。

●また便秘薬の、違った作用を持つ医薬品が「マグミット」。こちらは腸内に水分
を集めることで、便を柔らかくし、排便を促すというもの。成分は酸化マグネシウム
です。

●というわけで、実は便秘薬は医療用医薬品の中でもスタンダードな製品が多く、逆
に言えば、現在薬価収載されている医薬品で十分・・・という状態が続いていました。
そんな中、30年ぶりに新成分の下剤が登場。それが「アミティーザ」です。こちら
は、小腸で腸液の分泌を増やし、便の水分量を増加、それにより便が柔らかくなると
いう作用。メーカーは大阪に拠点を持つスキャンポファーマです。話題として、覚え
ておいていい医薬品かもしれません。いや、どーせなら、覚えちゃお!
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