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医療・医薬業界
どーせなら、覚えちゃお!

コラム<どーせなら、覚えちゃお! Vol.45>
Q:薬剤師ってどういう仕事をしているの?

2016年7月27日

A:
 いきなり初歩的な質問ですね。なぜこれを今まで書かなかったのか。一部(弊社限定
かも)では「我が国最強の資格」とも言われている薬剤師。いったいどういう仕事をし
ているのでしょうか?

 一口に「薬剤師の仕事」と言っても幅広く、薬剤師法第1条の「薬剤師の任務」では、
「薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生
の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする」と規定され
ています。また、第19条では「薬剤師でないものは調剤してはならない(医師、歯科医
師除く)」とあり、医薬分業が進んでいる現在では、調剤は薬剤師の業務と言えます。
 また、健康保険法上、保険薬局・保険薬剤師が遵守する事項を規定した「保険薬局及
び保険薬剤師療養担当規則」では、①薬剤又は治療材料の支給、居宅における薬学的管
理指導②患者が持ってきた処方せんが保険医等交付した処方せんであること、患者に被
保険者資格があることの確認③調剤録の記載、整備-などが規定されており、単に医薬
品を調剤することに止まらず、医療保険制度が適正に運営されるように努めることなど
が義務付けられています。保険薬局の薬剤師に関しては、患者が持ち込んだ処方せんに
記載されている医薬品の服薬指導
や、処方せんに疑義があった場合の処方医への確認
医薬品に関する相談、記録の整備等が保険薬局薬剤師の仕事と言えます。
 保険薬局薬剤師以外にも、病院などに勤務する薬剤師は、調剤のほか入院患者が持参
した医薬品の確認、病院内で処方された医薬品の飲み方を指導する病棟業務
があります。

<さらに詳しく>
 これまでは医療用医薬品と薬剤師の関係を説明しましたが、これ以外にも薬局やドラ
ッグストアーでリスクの高い第一類医薬品を販売する場合は薬剤師が対応して必要な情
報提供を行うよう義務付けられています。また、リスクが比較的低い第二類医薬品・第
三類医薬品についても薬剤師又は登録販売者
(資質確認のため都道府県知事の試験に合
格し、登録を受けた人)が対応し、相談があった場合には応対する義務があります。
 いずれにしても薬剤師は、医療用医薬品であれ一般薬であれ、医薬品に関する専門家
と位置付けられています。

 もちろん、薬剤師免許を持っていても保険薬局や病院など医療機関に従事しない人も
います。
 薬剤師免許を取得しても製薬企業に勤めて医薬品の研究開発に関わる人や医薬情報担
当者(MR)になる人、大学に残って研究者になる人、厚生労働省や都道府県に入って
薬務行政に携わる人など様々です。ちなみに、薬剤師免許を持っている人の約75%は薬
局や病院・診療所、約15%は製薬企業など医薬品関係企業に務めており、大学で研究し
ている人は約2%となっています。
 あ・・・薬学の知識を活用して医療系出版社に就職するという稀有な、いえ素敵な方
もいます。

 というわけで、我々、株式会社医薬情報研究所では、折々に、中途採用を実施してお
りますので、薬学の知識を活用して医療系出版社に就職しようと思った稀有な、いえ素
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