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医療・医薬業界
どーせなら、覚えちゃお!

コラム<どーせなら、覚えちゃお! Vol.36>
Q:厚生労働省、各局の役割分担は?
<後編> 医政局と医薬・生活衛生局

2016年7月4日

A:
 前回に引き続き、厚労省の「局」についてのお話です。今回は、業界で働く皆さんに
とって関係が深い(であろう)「医政局」と「医薬・生活衛生局」について。

<医政局>
 「医政局」の前身は、1947年から続いていた「医務局」で、1984年7月1日に健康
政策局となり、2001年1月6日の中央省庁再編により現在の名称になりました。医政
局は総務課、医療経営支援課、医事課、経済課、研究開発振興課、看護課など8課で構
成されています。そのうち医薬品業界と密接に関連する経済課、研究開発振興課は、19
97年1月の組織再編により、当時の薬務局から移管されました。
 経済課は、医薬品、医薬部外品、医療機器その他衛生用品及び再生医療等製品の①生
産、流通及び消費の増進、改善及び調整②製造販売業、製造業、販売業、貸与業等の発
達、改善及び調整③輸出入-に関する業務を担当
し、製薬企業等の産業育成という側面
もあります。薬価調査は、経済課を窓口として実施されます。

<医薬・生活衛生局>
 1948年7月に、当時の医務局の薬務課、製薬課、麻薬課を母胎に設立された「薬務
局」は1997年7月、「医薬安全局」に組織変更され、2001年1月の省庁再編時に「医
薬局」、2003年7月「医薬食品局」、2015年11月に現在の「医薬・生活衛生局」に組
織再編されました。
 「医薬・生活衛生局」は、生活衛生食品部のほか、審査管理課安全対策課監視指
導・麻薬対策課
血液対策課など5課で組織されています。
 審査管理課の所掌事務は、①薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器及び再生医療等の
製品の製造業の許可、医薬品等の製造販売の承認②医薬品等の再審査・再評価③日本薬
局方④医薬品等の基準⑤希少疾病用医薬品・医療機器・再生医療等製品の指定-などに
関することとなっています。安全対策課所掌事務は、医薬品等の安全性の確保に関する
企画・立案、医薬品等の安全性調査など
です。
 医薬品等の製造販売承認等を審議する「薬事・食品衛生審議会」は、2001年1月の省
庁再編時に「中央薬事審議会」から組織変更されました。
 なお、麻薬Gメンと言われる「麻薬取締官」は、監視指導・麻薬対策課の所属で、地
方厚生局に配置されています。

ちなみに・・・
 厚労省になる前の労働省は、元々厚生省から1946年9月に分離独立して設立され、
2001年に再度統合して厚労省になりましたが、最近では1人の大臣で幅広い分野を
担うのは困難との指摘があり、自民党内からは再度分割すべきとの意見が出ています。
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