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医療・医薬業界
どーせなら、覚えちゃお!

コラム<どーせなら、覚えちゃお! Vol.34>
Q:医薬品の生産金額ってどのくらいあるの?

2016年6月29日

A:
 久々の「数字編」。今日は医薬品の生産金額です。
 厚生労働省が毎年公表している薬事工業生産動態年報によると、2014年の医薬品
生産金額は6兆5897億6200万円で、このうち医療用医薬品は5兆8689億2700万円
全体のほぼ9割を占めています。生産金額の定義の変更などもあり単純に比較はでき
ませんが、医薬品の生産金額は1956年に1000億円を突破し、1970年に初めて1兆
円を超えました。
 というわけで、医薬品生産金額は「6.6兆円」。うち医療用は「5.9兆円」

<さらに詳しく>
 その後も、医療保険制度の充実などを要因に順調に増加し、1976年に2兆円、19
79年3兆円、1983年4兆円、1988年には5兆円を突破しましたが、1995年以降は
約6兆円規模で推移しています。

 医療用医薬品の生産金額は、国内生産分と輸入分に分けられ、2014年の国内生産
額は4兆3013億7300万円(73.3%)、輸入医薬品1兆5675億5400万円(26.7%)
となっています。国産医薬品と輸入医薬品の割合は、1977年位までは6対3の割合
でしたが、2005年以降はほぼ現在と同じ割合で推移しています。
 医療用医薬品の生産金額を薬効大分類でみると、最も多いのは血圧降下剤や高脂血
用剤などの「循環器官用薬」1兆1572億2100万円(17.6%)、次いで精神神経用剤・
解熱鎮痛消炎剤などの「中枢神経系用薬」7934億9300万円(12.0%)、糖尿病用剤・
痛風治療剤などの「その他代謝性医薬品」6338億6000万円(9.6%)、整腸剤・消
化性潰瘍用剤など「消化器官用薬」4843億3100万円(7.3%)、血液凝固阻止剤・
血液代用剤など「血液・体液用薬」4489億8700万円(6.8%)となっており、この
5分類で全体の5割を占めています。

 また、医薬品輸入金額を主要国でみると、アメリカが最も多く5954億2400万円
(構成割合18.7%)、次いでスイス5851億2300万円(18.4%)、ドイツ5474億
6800万円(17.2%)、フランス2220億1600万円(7.0%)、ベルギー1842億33
00万円(5.8%)となり、この5カ国で約70%を占めています。医薬品輸出額では、
アメリカ394億6900万円(構成割合31.3%)、中華人民共和国231億4900万円
(18.4%)、大韓民国158億7900万円(12.6%)、中華民国98億7700万円(7.8
%)、ドイツ63億5500万円(5.0%)で約75%を占めます。

 ちなみに・・・。
本日の数字「6.6兆円」と同じような市場規模の業界を探してみたところ・・・あり
ました、ありました。シンクタンクの矢野経済研究所によりますと、なんと、2014
年の住宅リフォーム市場が、6兆6990億円だそうです。
 ・・・って言われても「へ~」としか言えませんね。
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