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医療・医薬業界
どーせなら、覚えちゃお!

コラム<どーせなら、覚えちゃお! Vol.33>
Q:ジェネリック医薬品って、なに?

2016年6月27日

A:
 最近、調剤薬局に医療機関から渡された処方せんを持っていくと薬剤師から、「この
薬にはジェネリックがありますが、変更しますか?」と聞かれることが多くなりました。
テレビCMでもよく耳にします。ではこの「ジェネリック医薬品」とはいったい何なので
しょう?
 
 医薬品は製薬企業が長年の期間と膨大な資金をかけて開発されているので、それぞれ
の医薬品には特許期間があります。その特許期間は概ね10年間で、開発した医薬品メー
カーは10年間、新薬の独占販売ができることになります。
 ジェネリック医薬品というのは、その特許期間が切れた後に、他の製薬メーカーが同
じ有効成分で製造し、販売する医薬品
です。開発期間やコストが少なくて済むため、医
薬品の価格が低く抑えられることになります。ちなみに、ジェネリック品に対して、製
薬企業が新たに開発した(特許期間で保護される)医薬品を、この業界では「先発(医
薬)品」と呼んでいます。

<解説 さらに詳しく>
 もちろん、同一成分の医薬品でも製造方法や添加剤、剤形など異なるものも多くあり
ます。
 ジェネリック医薬品に否定的な考えは、この添加剤によって医薬品が体内で溶ける早
さが異なったり、「有効性の試験データ」はあっても「安全性の試験データ」がないこ
とを指摘しています。また、医薬品に関する情報量(添付文書)が先発医薬品に比べて
少ないという指摘もあります。

 いずれにしてもジェネリック医薬品についても、厚生労働省の製造販売許可が必要で、
厚労省が認可した医薬品であることには違いはありません。
 厚生労働省は年々増え続ける医療費の伸びを抑えるため、価格が先発医薬品の3~7
割に抑えられるジェネリック医薬品の使用促進を進めています。

 さてさて。このジェネリック、以前は先発医薬品の特許が切れた後に、ゾロゾロと出
て来るので「ゾロ」とか、「先発医薬品」に対して、「後発品医薬品」と呼ばれていまし
た。・・・が、最近では「ジェネリック」という呼び名な一般的に浸透しています。

ちなみに・・・
 「ゾロ」で画像検索をかけてみたら、私が予想していたものは検索結果に一つも出ず、
私の知らないキャラクターだけが、何百と出てまいりました。もはや「怪傑ゾロ」は知
る者も少なく、後発品を「ゾロ」と呼ぶ者も減り、「ゾロ」と言えば、このキャラクタ
ーなのですな。・・・というわけで尾田栄一郎先生に敬意を表して。
 と思いましたが、あまりにも巨大マーケット物件なので、画像を自粛します。
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