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医療・医薬業界
どーせなら、覚えちゃお!

コラム<どーせなら、覚えちゃお! Vol.29>
Q:覚えておきたい医薬品 ④【抗うつ薬】編

2016年6月17日

A:
●引き続き「医薬品のブランド名を覚えちゃおう!」シリーズなんですが、どうですか、
みなさん。楽しくなってきましたか? それとも苦痛ですか? 楽しくなってきたあな
たは、是非、今回も解説を含め、ご一読ください。解説は面倒くさいけど、仕方ないか
ら覚えるよ、というあなたは、今回も「赤字」だけでも覚えて下さい。
「もう苦痛極まりない。覚える気もない」という常連のあなた。今回もご用意していま
す。最後の数行まで読み飛ばしてください。

●医薬品分類における「抗うつ薬」。これは「セロトニン」という人間の精神面に大き
な影響与え、心身の安定や心の安らぎなどにも関与する神経伝達物質が関与します。現
在使用されている「抗うつ薬」は、主に下の5グループです。

SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)。セロトニンの量を調節する器官に作用
し、神経細胞と神経細胞の間でセロトニンの量を調整するように働く医薬品。不安症状
をおさえる作用が強いので、抑うつ状態の他、不安症状が強い患者さんにも用いられま
す。この代表薬が「パキシル」。グラクソ・スミスクライン社の製品。平成12年に
薬価基準に収載されました。

SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)。セロトニンとノルアドレ
ナリンの再取り込みを阻害し、脳内神経伝達物質であるセロトニンとノルアドレナリン
の両方の調整作用を行う医薬品。この代表薬は旭化成ファーマの「トレドミン」
こちらも「パキシル」同様、平成12年に薬価基準に収載。

NaSSA(ノルアドレナリン作動性、特異的セロトニン作動性抗うつ薬)。SSRIとも
SNRIとも異なる作用の抗うつ薬。代表薬は「リフレックス」(Meiji Seikaファル
マ)と「レメロン」(MSD)。比較的最近の平成21年に薬価収載されています。

●また、効果が強い分、眠気、口の渇き、便秘といった副作用も強い三環系抗うつ薬
「アナフラニール」。三環系抗うつ薬の副作用である抗コリン作用を少なくした
四環系抗うつ薬「ルジオミール」も覚えちゃいましょう。

・・・・
 お待たせしました。
「やはり仕事だと思うと、どうしても覚えられない」派の皆さん。「かと言って、せっ
かくこのコラムを読んだんだから、それを無駄にはしたくない。カタカナならカタカナ
でいいんだ。なお、できればクイズ番組で役に立つ情報をくれ」の皆さん。
 前回の「映画」ネタはお気に召していただけたでしょうか? 今回は「雑学」。
 「世界3大“悪妻”」を覚えましょう。
 一人目はソクラテスの妻「クサンティッペ」。ソクラテスの弟子クセノフォンの著書
「饗宴」中では、「人前で夫を罵倒し頭から水を浴びせたりして、現在は言うまでもな
く、過去にも未来にもこれほど耐え難い女はいないだろう」と書かれています。ううう。
なんかすごい書かれっぷり。
 二人目はロシアの文豪トルストイの妻「ソフィア」。ま、強欲系妻だった模様。
 三人目はモーツァルトの妻「コンスタンツェ」。浪費家で、家事をまったくせず、モ
ーツァルトの楽譜などを売却し、夫の死後にすぐ再婚。
 はい。皆さんなかなかです。つまり「悪妻」は夫を一流にするのです。・・・なんだ
そりゃ。
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