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医療・医薬業界
どーせなら、覚えちゃお!

コラム<どーせなら、覚えちゃお! Vol.28>
Q:覚えておきたい医薬品 ③【抗不安薬】編

2016年6月15日

A:
●明日は大事なプレゼンです。でもワタシは人前に出ると緊張しちゃうんです。もう不
安で不安で・・・もう抗不安薬を飲んじゃおう! ⇒ダメ、ダメ。ダメです。そういう
「不安」ではありません。人前に出て緊張しちゃう人は、てのひらに「人」という文字
を3回書いて飲みこむか、もしくはこの際、恥をかきましょう。
 医薬品分類における「抗不安薬」の不安は日常生活に多大な支障を来すほどの不安や
緊張、いわゆる不安障害です。
 代表的な抗不安薬は「ベンゾジアゼピン系抗不安薬」と「セロトニン1A受容体部分
作動薬」の2つがあります。

●ベンゾジアゼピン系抗不安薬は、GABA(中枢神経系を抑制する脳内神経伝達物質)
の脳内作用を増強する働きがあります。つまり、ベンゾジアゼピン系薬物がGABAの働
きを強めることで、脳内の活動がスローダウンし、それが心の不安、緊張を和らげるこ
とになるのです。
 はい。そこのあなた。もう読みたくないですね?「覚えるべき医薬品の名前だけで十
分だ!」。はい。もちろんそういう主旨のコラムです。読み飛ばしても構いません。
 このベンゾジアゼピン系抗不安薬の代表的医薬品が、前回の睡眠薬編でも登場した
「デパス」。そしてファイザーの「ワイパックス」。中外の「レキソタン」
 とても効果が高い分、依存性が強まってしまうという点が特徴です。漫然と使用して
はいけない医薬品。

●一方、セロトニン1A受容体部分作動薬は、ベンゾジアゼピン系薬のように全身に作
用せず、また依存性のような有害事象が少ないのですが、効果が弱く発現に時間がかか
る-という特徴を持つ医薬品。長期の投与や、高齢者向きとも言われています。
 こちらの代表薬として、大日本住友の「セディール」を覚えておきましょう。

 ※医薬品の選択についてはVol26を参照してください。

 というわけで、本日覚える医薬品は4つ。再びの「デパス」に加え、「ワイパックス」
と「レキソタン」。そして「セディール」です。

・・・・
 毎度すまん。やはり仕事だと思うと、どうしても覚えられない。かと言って、せっか
くこのコラムを読んだんだから、それを無駄にはしたくない。カタカナならカタカナで
いいんだ。くどいか?でも、もう少し役に立つ情報・・・あ、でも趣味って言ったって
前回のクラシック音楽はやめてくれ。やはり学校の授業を思い出すから。もっとこうな
んというか、趣味は趣味でもサブカルっぽいもので頼むよ・・・というあなたへ。
 仕方ないですねー。でも気持ちはわかります。やわらかい趣味ですね。
 では今日のところは「世界3大映画祭」を覚えましょう。
 はい。イタリアのベネチア国際映画祭、フランスのカンヌ国際映画祭、ドイツのベル
リン国際映画祭。これが「世界3大映画祭」。
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