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医療・医薬業界
どーせなら、覚えちゃお!

コラム<どーせなら、覚えちゃお! Vol.12>
Q:薬局って全国にいくつあるの?

2016年5月9日

A:
 前回のコラムで、薬剤師が29万人いることがわかりました。となると、次の疑問は
これ。薬局って全国にいったい何軒くらいあるのでしょう?

 というわけで早速、数字を覚えたいところですが、ちょっと待ってください。
 一口に薬局と言っても、調剤薬局、保険薬局など呼び名は様々です。また、病院や診
療所で調剤する場所は、医療法上「調剤所」と規定されています。ちなみに薬局を法律
上規定しているのは、医薬品医療機器等法(旧薬事法)第2条12項で、「「薬局」とは、
薬剤師が販売又は授与の目的で調剤の業務を行う場所」とあり、薬局を開設する場合は
都道府県知事に届け出なければいけません。
 保険薬局とは、健康保険法に基づいて厚生労働大臣に申請して認可された薬局で、病
院・診療所から発行された処方せんをもとに調剤する薬局のことです。

 では、その数を。
 全国の薬局数は、厚生労働省が毎年発表している「衛生行政報告例」によると、平成
26年度の薬局数は、5万7784か所。ま、約5万8千ですね。

 薬剤師が「肉(29)」、薬局は「ゴーヤ(5.8)」。

<さらに詳しく>
 都道府県別にみると、医療機関と同様、大都市部が多く、東京都6475か所、次いで
大阪府3913か所。以下、神奈川県3724か所、愛知県3193か所、福岡県2875か所、
埼玉県2727か所と続きます。これを人口10万人当たりの薬局数でみると、なんと最も
多いのは佐賀県で63.8か所。次いで山口県58.5か所、広島県57.4か所、福岡県56.5か所、
長崎県54.0か所、鹿児島県53.4か所、宮崎県53.3か所と、西日本が上位をしめています。

 日本薬剤会が医薬分業率を公表する際に、基礎数値として提示する保険薬局数は、処
方せんを受け取った薬局の数値で、「衛生行政報告例」の薬局数とは一致しませんが、
平成24年度でみると、薬局数5万5797か所に対して、処方せんを受け取った薬局数は、
5万4588か所で、全体の97.8%を占めています。
 薬局数の推移をみると、昭和25年当時は全国で1万5000か所に過ぎませんでしたが、
その後、昭和32年に2万か所、昭和54年に3万か所、平成8年に4万か所、平成16年
に5万か所を超え、平成8年以降は、医薬分業の進展もあって順調に増えています。

 さて、そこで問題です。
 では薬局数は5万8千ですが、この数は「全国のコンビニの店舗数」より、多いでし
ょうか?少ないでしょうか? ちなみにここで言うコンビニは、JFA(日本フランチャ
イズチェーン協会)の会員(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートはもちろん、
サークルK、サンクス、ミニストップ、デイリーヤマザキ、スリーエフ、すべて加入で
す)。

 答えは・・・。
 JFA加入コンビニの全店舗数は、2016年2月現在、54,147。ということで正解は
「薬局の方が多い」です。
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