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医療・医薬業界
どーせなら、覚えちゃお!

コラム<どーせなら、覚えちゃお! Vol.9>
Q:本日必読「医療費控除って、どうやるの?」

2016年4月20日

A:
 本日はお得な情報。ズバリ、「医療費控除ってどうやるの?」です。たまにはこうい
うのもいいでしょう。ちょっと長いけど、是非。

 さて、前回解説した「国民皆保険」により、我々は医療費の3割を負担するわけです。
 ・・・が「その3割分の一部もできれば回収したい!」いうあなたのための「医療費
控除」についての解説です。

 我々が医療機関を受診した際には、一部負担金の領収書が発行されますが、その年の
1月1日から12月31日までの1年間に支払った一部負担金の額が10万円(年間所
得が200万円未満は総所得の5%)を超えた場合、税務署で確定申告の手続きをする
と、医療費控除といって
支払った所得税の一部が戻ってきます! これは生計を同じく
する家族全員の分を合わせた1年間の金額です。

 医療費控除は会社などでの年末調整ではできないので、翌年の2月16日から3月
15日までの間に税務署に行って手続きをします。最近では、自宅のパソコンでインタ
ーネット(E-TAX)でも申告できます。
 医療費控除というのは、所得税を算定する際の所得から1年間に支払った医療費部分
を控除するという制度で、医療費として10万円以上支払った場合に、その超えた部分
を所得税の算定基礎から引いて、改めて所得税を算定し直し、差額分を還付してもらう
という仕組みです。差額還付の限度額は200万円です。

 医療費控除の対象となるのは(ここ、重要!)、①医療機関や調剤薬局で支払った一
部負担金や風邪をひいた場合の一般薬の購入費用(ビタミン剤など予防や健康増進のた
めの医薬品購入費用は対象となりません)②入院した場合の室料や食事代③医療機関を
受診するためのタクシー代(自家用車で通院する場合のガソリン代や駐車料金は対象に
なりません)④コルセットなどの医療用器具などの購入代⑤医師などによる診療・治療
を受けるために直接必要な義手、義足、松葉杖、義歯などの購入費用⑥傷病によりおお
むね6カ月以上寝たきりで医師の治療を受けている場合におむつが必要な時のおむつ
代(医師が発行する「おむつ使用証明書」が必要です)―などです。
 妊娠と診断されてからの定期検診や検査などの費用、通院費用も医療費控除の対象に
なります。いずれにも領収書を添付して申告するので、領収書は必ず保管し、タクシー
を利用した場合は、利用日時・金額を一覧表にして作成しておきます。

 いいですか、皆さん。一般薬はもちろん、病院に行った際のタクシー代も対象ですよ!
というわけで、領収書は常に保管するように習慣づけましょう。
(なお、医療費控除を申請する場合は、国税庁のホームページで確認し、税務署でも懇
切丁寧に説明してくれますので、不明な点があれば面倒臭がらずに、最寄りの税務署に
相談することが必要です)

 ちなみに、大切に取っておきたい「領収書」。よく「お宛名はどうしますか?」と聞
かれ、名前や社名を言うのが面倒になり「“上”で」と答える方も多いかもしれません
ね。が、この「“上”で」。ちゃんと伝えないとこんな悲劇もありますよ↓ ご注意を。
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