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VR体験記

2018年8月14日

先日,「VR ZONE SHINJUKU」へ遊びに行ってきました。
近頃は規模の大きなゲームセンターへ行くとVRで遊べる一画もあったりと,
だいぶ身近になった印象があります。
私自身はこれまで一度も体験したことがなく
流行に敏感な友だちにくっついて,初めてのVR体験となりました。

この施設はVRのアトラクションだけを集めており
1日チケットを買うと複数のアトラクションを体験できます。
高層ビルで,猫を救助するVR体験は有名ですね。
どのゲームも風景は本物さながら。
頬に風を感じるような演出も施されており,
いい大人がぎゃあぎゃあ騒いでしまいました。

特に印象的だったのは,脱出型ホラーゲームと
恐竜から逃げるサバイバルゲームです。
この恐竜ゲーム,キャッチコピーはまるでB級ホラーですが,
臨場感は本物。
体験してみての感想は,なぜか最期の描写がリアルすぎる。
ゲームオーバーならそこで終了で良さそうなものですが,
続く描写,血の生暖かい感触までリアルなのです。
さほど繊細ではないつもりの私も少しショックでした。
そのせいか,VRゴーグルを外したら
人生を生き直すチャンスをもらった気持ちになり
とても清々しかった(?)です。

VRで体験できるリアルってこういうことなのかと疑問を持ちつつ
今後,VRはより一層身近な存在になるだろうと感じました。
最近では医療現場でも有効活用されています。

上のページでも紹介されているように,
手術のトレーニングなどは患者にとっても心強いことです。
私が体験した「血や体温のぬくもり」も
PTSDの治療,精神疾患患者への活用に
なるほど親和性が高いと実感しました。
家庭用ゲーム機も最近は進化して,
まるで大自然を冒険しているように感じることがあります。
その体験が,VRの発展でより濃密に
より実用的に発展していくのかもしれません。

またいつかVRの可能性を体感してみたいと思っています。

(い)
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